内臓強化??
先日、以前からとても気になっていた展示会を観に行ってきました。
京都市中京区の「京都文化博物館」で開催されていた「ティアラ展」です。
ティアラに焦点を当てた展示会は初めてのことだそうですが、最終日ということもあってか、かなりの人が観に来ていました。(中には男性も・・・業界人?)
18世紀後期の物から現代に至るまでの100点を集結という事で見応え十分
どれも形状にオリジナリティがあって、その背景に歴史とストーリーを感じました。
ここでちょっと、豆知識を・・・
ティアラの起源は古代エジプトに端を発し、もともとは王族などの功績や経緯を表すものとして遺体に着用させていたものが、ギリシャ・ローマ時代には最高位や神性のシンボルへと変わったそうです。(え埋葬品)
上流階級の女性にジュエリーアクセサリーとして使われるようになるのは18世紀に入ってからで、ナポレオンの時代に開花しました。(あっ、戴冠式の絵を見たことがある)
日本にティアラが伝わったのは、19世紀末の明治に入ってからのことです。
以来、天皇家の結婚式ではティアラが着用されているようです。
日本オリジナルのティアラは、大正時代に「ミキモト」がヨーロッパから学んで製作したそうです。(ミキモト・・小学校の修学旅行で行った事が)
金・銀・プラチナ・ダイヤモンドや天然石の数々はもちろん、真珠・珊瑚・ガラスのマイクロ・モザイク・カメオ等様々な素材が使用されていたのですが 一番驚いたのは1820年頃に人工宝石が使われていた事でした。
『うわぁゴージャス』『これ、シンプルだけど 気品があるねぇ』
『カワイイ』
『これが一番好きかも』
『デカッ』
あちこちから聞こえてくる感想に 納得
一つ見ては 感動 次を見ては ため息
この繰り返しで、私の肺はかなり強化(?)された1日でした。
v(・∀・)v N・W