留学生がやってくる!?
仕事中に掛かってきた、1本の電話・・・
「ママ、あのー、なんだと思う??」
「仕事中に」かかってきた電話の向こうの、興奮気味の娘の声に、
「なんだ一体?!何か緊急の用事じゃないのかいっ」
とキレ気味に返したところが…
「ウフフーウフフーなんだと思う?(気持ち悪いカンジで)???」
「えっ・・・?!いやいやいやいや、何よ?」
「決まったから!交換留学!」
「すごいね、おめでとう(あれ・・・てことは・・ウチにも来る、ということ)」
まさか!まさかの交換留学生が我が家にやってくることが決まったのは
6月の初めでした。滞在は7月1日から2週間。もうすぐ来ちゃう
それからあっという間の1カ月。
2週間のイベント計画を立て、メニューを考え、家中を掃除し、買出しに行き・・・
家族全員で心の準備をしたものでした。
四六時中娘たちが一緒なのは絶対ストレスだろうと娘の部屋を空け、娘は妹の部屋へ
一時引越し。枕、どんなのがいいんだろう?肉を食べないって聞いてたけど・・・メールで訊ねても、
特に好きなものを教えてくれないし、何を食べるんだろう?アレルギー無くて良かった
など、まとまらないけど、不安をひとつひとつ家族で話して対応していきました。
でも、来てみないと分からないこと、気づかないことの方が多かった気がします。
1回だけ、このプログラムに参加する子たち向けの説明会があり、親子ともども参加してきました。
何故かアウェー感びしびしでした(多分この時はまだホストファミリーとなる実感がなかったのでしょう)。
その中でいきなり英語の授業が始まり、「さ、少なくとも6人の人と英語で自己紹介し合って用意スタート」
と言われた時には、あーもう緊張した ひきつった 終了後は疲労困憊でした。
・・・大丈夫かな?
でもここは、貴重なチャンスを頂いた娘のために、来てくれる子のために、
お・も・て・な・し、頑張らねば
と自らを奮い立たせた母なのでした。